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やりがいある介護の仕事を続けるために知っておきたいこと

介護職に携わる人の悩みとは

介護職の悩みとしてまず挙げられるのは、人間関係でしょう。人間関係の悩みはどこの職場でもよくある話ですが、介護は特に深い悩みにつながりやすい傾向にあります。スタッフの数が少ないので、馴染めないと苦しい時間を過ごすことになるのです。
職場の人間関係で、性格的に合わないと感じるケースは多かれ少なかれありますが、そこで不貞腐れているようでは一人前の社会人とは言えません。人間関係が上手くいかなくても、仕事を一生懸命に頑張り、常に笑顔でコミュニケーションをとることで徐々に信頼を得ることが繋がります。

また、介護職の場合は、利用者との人間関係で悩む人も居ます。ちょっとしたことで嫌われてしまい、業務に差し障る場合もあるのです。そういった時は上司に相談して、担当から外してもらうなどの対応を行う必要があるでしょう。なるべく利用者から嫌われないよう、普段から意識しておくことが介護では重要なのです。高齢者とのコミュニケーションの取り方を知っておくことは、介護従事者と利用者の良好な関係を保つためにも重要なのです。

次に、体のケアに関する悩みです。介護職は、高齢者の体を起こしたりお風呂に入れたりと、力仕事が多くあります。毎日同じような動きを繰り返すので、腰・肩・膝などの関節を痛めてしまう可能性があります。こういった場所を痛めると思うように仕事ができなくなるので、働く側にとっては大問題です。毎日のストレッチやマッサージ、筋力トレーニングなどで、物理的に体をケアしていくしかありません。痛みがある場合は安静にし、湿布などでケアをしましょう。
そして、介護職は夜勤がある場合が多いので、体調管理にも注意しなければいけません。できるだけ決まった時間に睡眠をとる、栄養バランスの整った食事をするなどして、自律神経の乱れを極力防ぐようにしましょう。